仕事においてイライラすることはありますか?
そりゃ、ほとんどの方があるでしょう。
でもそのイライラを感じているとき
あなたのIQが下がっていることはご存知でしたか?
感情的になっているというのは
理性的な思考を司る“前頭前野”の活性が下がり、
大脳辺縁系つまり脳幹の周りを包んでいる脳が優位になっているのです。
この大脳辺縁系は
1億5000年前の原始哺乳類の時代に完成した脳で
原始哺乳類型脳とも言われています。
つまり動物的な本能的なものに支配されている状態とも言えるのです。
当然、理性的な思考は抑えられ、IQは下がります。
でもこれを知っていても
どうしても感情的になることはあるでしょう。
①そんな場合はまず、自分を俯瞰する。
「おっ、イライラしているな」
その感情を持っている自分の全身を
斜め上、後方から見るイメージを持っても良いでしょう。
②そして呼吸のスピードを落とす。
ゆっくり息を吐くと良いです。
ゆっくりした呼吸は前頭前野の活性を高めます。
③さらに自分のゴールを思い出すのもよいでしょう。
そのゴールが「こんなことでIQ下げている場合ではないな」と思わせてくれるでしょう。
その事象から学べることに気付いたり、
目の前の人に対する感謝に気づくかもしれません。