「不安を楽しむ」と聞いたらどう思われますか?
「楽しめたら不安じゃないわよ!」なんて思われるかも知れません。
不安を楽しむことはできます。
不安を楽しむには、まず「不安を感じてる自分を客観的に見る」ことが大切です。
呼吸に意識を向けます。深呼吸をして呼吸だけに意識を向けてみてください。
普段無意識にやっている動作に意識を向けると冷静になり、自己を客観視することができます。
そして不安を分析するのです。
疲れている時は、不安がより強くなります。
体調が悪ければさらにそうでしょう。
単に新しい体験だから感じてる違和感かもしれません。
脳は生得的に、価値あるものと脅威になるもの、を常に探し出しています。
新しい出来事を脅威と感じ、似たような過去の失敗体験を脳が検索しただけかもしれません。
いずれにしても「私の今の体調は?」「私は何に不安を感じているのだろう?」という客観的な見方が“不安を和らげる”ことは確かです。
私は不安を感じてるな、と客観視する。
そして
「大丈夫。上手くいく」
「すべては私にとって上手くいっている」
「私はどんなことでも上手に対処することができる」
などのアファーメーションを唱えてください。
そのうち不安を客観視し、不安をコントロールし、
不安を楽しむ自分がいるでしょう。
不安が生じても「また不安かぁ?」などすぐに客観視する自分ができてきます。
これは“怒り”の感情も同じです。
(アファーメーション=未来における特定の状況をマインドの中で事実として認識して宣言すること)