多くの方がスケジュールはもちろんメモまで、スマホを使っていることが多くなってきてますね。
実は“記憶の定着”という点では、紙の方が圧倒的有利。
書くという行為は、五感に対して空間的な手がかり、つまり自分が書いた紙のなかでの場所や、書き込んだ場所などの位置情報までを関連づけて覚えるから、記憶が定着しやすく、記憶の再生もしやすいのです。
実際にfMRI測定でも、記憶の定着と再生において、脳の活動領域が増えています。
昔から“紙に書いた夢は実現する”というのは、記憶に深く刻み込まれ、それに向かって前進していくのに役立つというのは科学的根拠があるのですね。
でも!
ゴールの達成に必要なのは、臨場感なんです。
臨場感とは「あたかもその状態であるかのごとく、ありありとイメージして浸る」という意味です。
なので実は、臨場感という点では紙でもスマホでも同じ。脳内でのイマジネーションの話となります。
ゴールとは「将来のなりたい自分とその周囲の世界」。
このゴールを現状、そして今の延長上を超えたところに設定する。
そうすると天才性は発揮され、努力せずとも現実化が起こります。