※映画の内容に触れております。
ぜひ映画をご覧になった上でお読みください。

2014年公開の『イコライザー』。
主演は、デンゼルワシントン、クロエ・グレース・モレッツ。
デンゼル・ワシントン扮する主人公ロバート・マッコールはホームセンター勤務の初老の男。
若い頃はCIAの辣腕エージェントだった。
映画の題名『イコライザー』(equalizer)とは、
刃物や銃器など致命的なダメージを与える武器のこと。
要は殺人のプロ。
今は過去とは決別し、静かに暮らす。
職場ではとても紳士的。
何かあったら彼に相談してみよう、と思わせる雰囲気だ。
数年前に妻を亡くし、唯一の楽しみは読書。
深夜までやっているカフェで紅茶を飲みながら、
読書を楽しむのが日課である。

ある夜、年若い娼婦アリーナに出会う。
彼女はロシアンマフィア下の絶望的な環境にいた。
二人は仲良くなり、次第に会話を楽しむ仲に。
実はアリーナには歌手になるという夢があった。
そのときの二人の会話がとても素敵だ。

「私も(歌手に)なれるかな?」
「なれるよ、そうなりたいと望むのなら何にでもなれる」
「そっちの世界ではね。私の世界では無理」
「世界を変えろ」 

この「世界を変えろ」という一言は、まるで投げやりに聞こえる。
しかし、彼の表情からは
「世界を変えるほどの強い思いがあれば、望むものになれるんだよ。」
というメッセージを感じる。
そして
「それほどの強い思いがあれば、私が手伝おう!」
という想いも感じられる。

「世界を変える」というのは「人生を大変革させる」ことだ。
“現状の外のゴール”を設定すれば、
見える世界が変わり、
人生が大きく動き出す。
それをサポートするのがコーチ。
ロバート・マッコールはまさにコーチだ。
(だいぶクライアントの人生に介入はするが 笑)

ある夜、彼女は客の暴力に対して抵抗。
客からのクレームに激怒したマフィアのボスは見せしめに、
彼女を半死半生に叩きのめす。
彼女が集中治療室送りになったことを知ったロバートは、
マフィアたちだけでなく、
そのロシア在住の総元締めまで、
全員を単独で殲滅・・・汗。

悪を容赦なく叩きのめす、ロバート。
そしてアリーナには何も告げない。
自分の大切な人を全力で、時には命を賭けて救う。
アベンジャーズのようなド派手な世界を救う系のヒーローとは対照的な、
言わば地元密着型の小規模なヒーローだ。

私たちコーチもそうだ。
目の前のクライアントの人生を大変革させることで、
その影響は世界に及ぶはずだ。
「世界を変える」というのは難しいことではない。
現状の外にゴールを設定”できれば、世界が変わるからだ。
それをお手伝いするのがコーチの役目。

ハマり役のデンゼル・ワシントン。
彼の主演作ではなんと言っても『タイタンズを忘れない』が最高だった。
彼はどの作品でもコーチ。
立ち居振る舞いの全てが高いエフィカシーを放ち、
周囲に良い影響を与えている。
「人としてこうありたい」と思わせてくれる存在だ。
私のモデルの一人。
近いうちにデンゼル・ワシントンについて改めてまとめてみたいと思います。
「現状の外にゴールを設定し、世界を変えていきましょう!」

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