“人生を劇的に変える5ステップ”
実はこれ、世界最高峰のコーチング理論のエッセンスなんです。
コーチング理論はとても奥深いものなのですが、敢えてポイントを5つに絞ってお伝えしたいと思います。
①現状の外にゴールを設定する
現状の外とは“叶いっこないくらいとんでもなく大きい”ということ。
叶いっこないゴールを設定するなんてナンセンス!なんて思うかも知れませんが、かえって巷に溢れている成功論と違うということに新鮮さを覚えませんか?
例えば収入であれば“これくら稼ぎたい!”という額の10倍を設定してしまうんです。
例えば1500万稼ぎたいのであれば、収入のゴールを10倍の1億5千万に設定するということ。
自分では絶対無理!というゴールが、実はあなたの中に“眠っている天才性”を発揮させます。
「えー、そんな能力私にはないわ」なんて声が聞こえてきそうですね。
でも私の師匠、苫米地博士は「日本は幸せだよ。年収300万の人と年収1億円の人でほとんど能力が変わらないんだから!」なんて言ってます笑。
要は眠っている能力を発揮するか、しないか、ということなんです。まず騙されと思ってとんでもないゴールを設定してみてください!
②それをできる自分だと信じる
これは単純です。
とにかく自分がそのとんでもないゴールを達成できると信じるだけ。
いわゆる“根拠のない自信”が重要ということなんです。
コーチング用語で「エフィカシー」という言葉があります。
これは「自分のゴール達成能力の自己評価」のこと。
要は“自分がどれくらいできる人間か”と思っている度合いということです。
エフィカシーの素晴らしいのは、“人の評価は全く関係ない”ということ。
そしてなんと素晴らしいことに「自分で上げ放題!」なんです。
実業家の斉藤一人さんをご存じですか?
中学しか卒業されていませんが、納税日本一を何度もされている方です。
彼は何も持っていなかった若かりし頃、とにかく「俺はすごい、ものすごい」と1日100回も唱えていたそうです。自分の評価を自分で高めていたということなんです。
斉藤一人さんを真似するのも良いでしょうね。
私も唱えていた時期はありますよ笑。結構すごい自分になりました笑。
1日の振り返りに今日褒められることを10個あげてみるというのも良いでしょう。なんでもいいんです。朝起きられた!でも。これを続けるだけでもエフィカシーは上がります。
③常に“レベルアップした自分”でいる
これは人間に備わっている現状を天才的に維持する機能=ホメオスタシスを活用する方法です。
ホメオスタシスは元々、恒常性維持機能と言って、生体が体温を36.5度に維持したり、意識せずとも免疫や消化を自動でおこなっている働きのことを言います。
簡単にいうと“きちんと現状を維持する”わけです。体温が1度上がっただけでも大変ですからね。
言い換えるとこれは「自分の当たり前をしっかりと維持すること」と同じ。
これ実は“精神”にも同じことが起こるんです。
成績や年収など、結構現状維持って多くないですか?ちょっと一時的に上がっても、すぐに下がって平均化してしまうのです。自分の当たり前に向かって・・・。
私自身、学生時代の成績や収入でも起こっています(現在形)。この精神にも及んでいるホメオスタシス機能を人生変革に応用するんです。
方法は簡単。すでにゴールに向かって結果を出している“数段上”の自分であると信じ込むだけ。数段上の自分を“当たり前”にしてしまうということ。
そうそう、これって「なりきりダイエット」とまったく同じ仕組みなんです。ふくよか過ぎる女の子が、自分の理想の女優に“すでになった気”になって生活する。
そうすると、歩き方、食べ方、その他生活全般に変化が出て、ダイエットが成功し、美しくなる!ということですよね。
数段上の自分でいれば、人生全般におけるパフォーマンスが改善します!“数段上の自分が本当の正しい姿”と認識した脳はそこに向かってホメオスタシスを発動するのです。
④朝・晩、ゴールを確認する
「今日一日、赤い車を何台見つけられるか、競争しましょう!」と言われたら、勝手に赤い車が目に入ってきますよね。
脳の情報取捨選択能力はスゴいですよ。
例えばですね、私は最近ジープを購入したのですが、購入する前のジープを色々調べている段階では、興味がジープに向いているので、街行くジープを見逃さないんです。
雨の夜、対向車線の通り過ぎてゆくジープを発見してしまう自分に「すごっ」と思ったものです。
私たちの周りに溢れている膨大な情報。この溢れる情報から私たちは“自分にとって重要なもの”だけを天才的に取捨選択しています。
未来の方向性を決めていない人は、現状維持のために必要な情報を拾い、現状を維持します。
朝・晩、ゴールを確認し、その途上ですでに結果を出している自分でいるということは、“未来の記憶”を作るのと同じです。
それが本当に叶えたいものであれば“未来の記憶”に向かって脳は必要な情報を集めるでしょう。
⑤結果が出たら、さらにレベルアップした自分を設定する
ゴールを設定し、そのゴールに向かって前進しながら”すでに結果を出している自分”であると決めてしまえば、必ず結果は出てきます。
でもこれはゴムの張力と同じで、数段上の自分に少し近づくと要はゴムの張力が少し緩むわけです。
なので“数段上”をさらに少し上にアップデートするのです。
例えばジョギングをしたことがない人が5キロ走ろう!と思った時に10キロ走ろうと思った方が5キロは楽になりますよね?3キロくらい走れるようになったら15キロ走ろう!と目標をアップデートするということなのです。
以上が“人生を劇的に変える5ステップ”です。これは実はコーチング理論のど真ん中を説明したもの。
なかなか奥深く、この文章だけでは伝えきれません。
できればYouTubeチャンネルの動画で理解を深めて頂きたいと思います。
スラムダンクファンであれば「スラムダンクから学ぶ成功マインド」を、映画「インターステラー」を観たことがある方であれば「インターステラーから学ぶ成功マインド』がお勧めです。インターステラーは私の人生を変えた映画とも言えますのでまだ観ていない方にはお勧めです!